「映画クレヨンしんちゃん『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』」の考察

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『映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』は、シリーズの中でも屈指の感動作として、人気の作品です!

最近初めて見ました。映画ランキングか何かで又兵衛さんが打たれてしまうシーンは見たことはあったものの、どんな内容かまでは存じ上げませんでした。

従来のクレヨンしんちゃん映画シリーズとは違ってシリアスなシーンも多かった気がします。もちろん、子どもも楽しめるようなシーンもあったものの、大人向けかな。オトナ帝国の逆襲のように。戦国時代は武士道の精神などで命を掛けて戦うのは当たり前のこととされ、悲しい世の中が上手く描かれていました。

映画BALLAD公開記念戦国しんちゃんシリーズのスピンオフ作品は見ていましたが、そこでは又兵衛とお廉姫は子どもで映画と人物名は同じでも、ニュアンスが大分違っていましたね。

 

映画オリジナルキャラクター

  • 井尻又兵衛由俊(いじり またべえ よしとし)
  • 春日廉(かすが れん)
  • 春日和泉守康綱(かすが いずみのかみ やすつな)

 

お廉姫の夢を見る

しんのすけが和風美人の夢を見るところから始まります。そしてその夢は何故か家族全員で見ていました。いつものようにデレデレしたひろしとしんのすけにみさえがグリグリ攻撃(笑)をしたところからオープニングです。

幼稚園から帰ってくるとシロが大きな穴を掘っていました。みさえは激怒し、しんのすけに飼い主なんだからと穴を埋めるよう言いつけます。埋めようとするしんのすけにシロは全力で阻止。いつもと明らかに違うシロにしんのすけはいつもとキャラが違うゾ!と。

普段はしんのすけに振り回されていますもんね(笑)。埋蔵金が埋まっているかもしれないと考えたしんのすけはさらに掘り進めます。

そこで重厚な入れ物が発見。中にはしんのすけの文字の手紙が。ぶりぶりざえもんも描かれていました。自分が書いたと思われるも、全く身に覚えがありません。また夢のお廉姫を思い出して目を瞑ります。そして目が覚めたら、庭と違う風景が。

タイムスリップ

しんのすけの目が覚めると戦国時代の戦場に。しかし、子どものしんのすけには状況が理解できていません。時代劇の撮影と勘違いしています。そこで井尻又兵衛由俊という武士が空を眺めていたところを銃で撃たれそうになったのですが、しんのすけがケツだけ星人でからかって阻止しました。

そして助けてくれた礼にと城に招かれます。変わったら服装に未来から来たことを話すしんのすけに家臣たちは不審がりますが、武蔵の国春日領を統べる殿康綱様は柔軟な思考をお持ちで未来の話に興味津々です。
そして又兵衛に世話をするように命じます。また、城には夢に見たお廉姫もいてしんのすけはメロメロです。

しんのすけと又兵衛はこの時代のことや未来の話をして仲が深まっていくうちに日も暮れていきました。

 

翌日、お廉姫に招かれて未来の話をしているうちに未来の春日部とこの春日領は同じ場所と考えられました。しんのすけが同じ場所に手紙を埋めれば戻れるかもしれないと思われ発見された手紙を書きます。これで辻褄が合いましたね。そしてこの時代では子どもで字を書けるのは珍しいようです。

この後高台で青空を眺めているとしんのすけは廉姫が結婚することを知ってガッカリ……。そして又兵衛が廉姫に惚れていることも見破られてしまいました。しかし、身分の違い故に打ち明けることはできずにいます。絶対に言ってはならぬと男同士のお約束として刀を鞘から少し抜いて落とす儀式をしました。この名シーンはここだったのですね~。

早速手紙を埋めに行こうとすると春日部防衛隊のメンバーのご先祖様?みたいなそっくりさんのおおまさ(まさおくん)、かずま(風間くん)、ねね(ネネちゃん)、ぼうしち(ボーちゃん)と遭遇。
おおまさは乱暴者で、かずまは自分に自身のない性格、ねねはウサギが苦手と、現代とは大分違っていることにしんのすけもびっくり!しかし、ボーちゃんはいつも通りマイペースでした(笑)。

子どもたちが秘密の場所があるとついて行くと、夢で見たあの場所に。小さな池にきれいな森の中でした。
ほかにお廉姫も来てリラックスしていると、そこに盗賊たちが訪れてピンチに。しかし又兵衛が助けに参上し、一気に追い払いました。普段は親しみやすいキャラですが、滅茶苦茶強い!一見落着し、早速手紙を埋めようとします。

野原家もタイムスリップ

一方、野原家ではしんのすけがいなくなって警察に相談したりと捜索をしています。手がかりは例の手紙ですが、天正と書かれた時代が気になり図書館で色々調べます。

あの穴でタイムスリップをしたと無理やり自分たちを納得させます。そして車に必要なものを詰め込み、タイムスリップを試みます。

夢に見た光景の場所にタイムスリップして手紙を埋めているしんのすけたちと合流。

その後城に招かれそして野原家の話を聞いているうちに未来での結婚話を聞くと、康綱様は他所国との結婚話は破談にしようと言い出します。廉姫が乗り気でないことに気づいていました。

しかし、これが戦の引き金となってしまいます。ひろしもみさえも図書館で色々調べてきたため、結末を知っていて悲しそうな表情を時折見せます。

春日VS大蔵井

そして迫りくる大敵の大蔵井家。クレヨンしんちゃんシリーズとは思えない戦の迫力のあるシーンの連発です。

しんのすけたちは混乱に乗じて逃がしてもらえますが、又兵衛たちの人間性に触れたひろしたちは春日側の助太刀をします。そしてやっとの思いで又兵衛と野原家は大将の下にたどり着き、遂に勝利を収めます。

ラストも近く、戦に勝利し、城に帰るシーン。この後又兵衛が撃たれてしまうのを知っていたからこそ、この場面は見るのが辛かったです。どこからか銃弾が飛んできて又兵衛は撃たれてしまうのです。そして又兵衛が最後の力を振り絞り小刀をしんのすけに託します。そしてしんのすけが涙を流すシーンには心を打たれました。

まとめ

一体最後に又兵衛を撃ったのは誰なのでしょうか。銃を撃つと煙が上がり犯人も一目瞭然と思われますが、そんなものは見当たりませんでした……。

しんのすけがやって来たことで過去が変わり、未来とのつじつまを合わせるために未来から飛んできたのではないかという説が有力です。

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