ロシアのウクライナ侵攻を支持しているとみられるハッカー集団「キルネット」が、日本の政府サイトなどにサイバー攻撃を行ったという犯行声明を出しました。
この記事で書かれている内容
キルネットとは?
キルネットは今年初めに組織され、ロシアに制裁を科した国などに対してハッカー攻撃を仕掛けてきている。
「キルネット」は、SNS上に日本政府が運営するポータルサイトなどに対してサイバー攻撃を行ったとする投稿をしました。他にも、クレジットカード大手のJCBの決済システムとソーシャルネットワークのミクシィに対しても攻撃したと主張しています。
ホームページの不具合と攻撃方法
実際、日本政府のポータルサイトやJCBのホームページがアクセスしにくくなる事態が発生しました。
DDoSという大量の通信を送りつけて、サイトを機能不全にする方法。
数時間の教習で、誰でもできる攻撃だといいます。
日本の対応と今後
キルネットによる被害報告は世界で報告されていて日本もその一つです。
キルネットの他にも日本のセキュリティの低さから企業などへのランサムウェアなどでの攻撃は増しており情報を盗まれ漏洩などに脅される事案が増えています。
まだまだ日本では疎すぎる面が目立ち、こういったことが全てをデジタル化へとつなげる不信感に繋がり、お役所もアナログ主義を変えることができないんじゃないかなあと思います。
そして、近年ではサイバー攻撃はよくある話ですが、日本での対策についてはあまり聞きません。
防衛費に関して増額しようとしていますが、実は1番にお金をかけて取り組まなければいけない分野はまずはハッキングやサイバー攻撃ではないでしょうか?
世界と肩を並べられるレベルに追いつけるよう、人材育成や人材発掘を行う事と、並行してサイバーセキュリティー対策に国をあげて取り組んで行くべきだと考えます。
デジタル化が進む中、やはりプログラミングのできる人材の需要は増え続けるというのは、こういったことからも納得できます……。