消費者庁は9月15日に「1日の作業時間10分」などと短時間で稼げる副業について、勧誘時には説明していない高額なサポートプランを契約させていたことを公表し、注意喚起しました。
ウェブサイトを閲覧した人に「副業を行うために必要」などとして約2万円のガイドブックの購入を迫られます。作業への相談に個別で応じる高額なサポートプランにも申し込ませており、料金は最高100万円を超えることもあり、支払えない人には消費者金融から借り入れさせていたといいます。
この記事で書かれている内容
本当にそんな仕事あるの?
「10分の設定だけで毎日1万円」もらえるような仕事はありません。
あったとしても、見ず知らずの誰かがその仕事を教えてくれることはありません。
そのような仕事があるならば、世の中の多くの人がその仕事をしているはずです。
著しく高い賃金やとてつもなく稼働時間の短い労働に対して、「異常である」と考えるようにしましょう。
勧誘パターン
この手の勧誘はまずはじめに、twitterやinstagram検索で出てきた副業の紹介サイトなどを通じて誘導し、LINEでの友だち登録をさせます。
次に、無料のマガジンが毎日送られて来たりもして、数日後にはサポートの名のもとに高額な何十万、百万円を超すサポートプランに誘います。もはやサポートではなく、電話勧誘です。
疑いの眼差しを持ったとしても、彼らは口がうまく、「必ず収入目標は達成できる」との話に付き合うと間違いなく契約の方向にむかいます。
その場での契約は避け一端電話を切って下さい。
昔は電話勧誘が主流でも、今はスマホでタップするだけでいかにも“甘い”情報に簡単に辿り着いてしまうので判断が難しいのかも知れません……
仮想通貨やアフィリエイトで億り人になったような人間が発信する世の中だから、皆自分も楽して稼げると思ってしまいます。
月収ウン百万円などと、ウタっている人もいますが、本当に実力も運も兼ね備えた人物か、安易にそういった人たちのマネをしようとしてはいけません。
運が良いだけの人間がいることを認めて、それはごく例外的で、ウマイ話の9割9分が詐欺の類なのですから。
まだ社会を知らない若者が狙われる
美味しい話には必ず裏がある。
特にモノを知らない学生や若い子はハイリターンには必ずハイリスク、なにかしら代償があるということをまず疑うべき!
ネットの広告見ると至る所に類似の甘い勧誘が目立ちますが、世の中そんな甘くありません!
最近では、大学の同級生から紹介された人物に暗号資産の投資話に誘われてしまったケースがあります。最初は疑っていても、相手は入金を急かすように誘ってきます。
自分は大丈夫だと思っていても、自分は引っかかるかもしれないという意識が大事です。
今はスマホで簡単にキャッシングしてお金を借りることができてしまう。その仕組みをまだよく知らない若者ほど狙われています。
下手をすると犯罪に関わる事例も多い。 自分が不幸な身になら無いよう、他人を巻き込まないよう絶対に即決せずに、冷静な判断をしてください。
上手い話はない!乗らないように注意して欲しい。